草加市の市民福祉葬は、葬儀費用の負担が難しい市民向けに市が定めた基本仕様の葬儀を、指定葬儀社が行う制度です。喪主が市外に住んでいる場合は利用できず、参列者への飲食提供も認められていません。

草加市の市民福祉葬は両者が市民で負担困難な人向け

市民福祉葬は、故人と葬儀を行う人(喪主)がともに草加市の住民基本台帳に登録されていて、葬儀費用の負担が困難な場合に利用できます。所得や資産の基準、証明書類の要否は市の公式案内に記載がなく、市民課への確認が必要です。

また、参列者への飲食提供など市の基本仕様以外の行為があると適用されません。飲食を伴う通夜ぶるまいや精進落としは対象外となるため注意してください。

自己負担は5万円+追加費用、合計27万円のうち22万円を市が負担

草加市市民福祉葬の費用構成(2026年10月時点)

基本仕様 費用(合計) 自己負担 市負担
葬儀式+火葬 27万円+追加費用 5万円+追加費用 22万円
火葬のみ 16万5千円+追加費用 5万円+追加費用 11万5千円

追加費用にはドライアイスの追加や寝台車の移動距離が含まれ、安置日数が延びた場合に増えることがあります。自己負担額は必ず5万円で済むわけではないため、指定葬儀社に基本仕様の範囲や追加費用の目安を確認してください。

過去の案内と比べると、合計費用は改定により1万5千円ほど上がっています。申込時に最新の費用を必ず確認しましょう。

飲食の提供があると市民福祉葬は適用されない

草加市の市民福祉葬は、参列者への飲食提供など基本仕様外の行為があると利用できません。家族だけでの食事も該当する可能性があり、不安な場合は葬儀社や市民課で事前に確認してください。

読経や供花、返礼品などが対象外となるかは公式に記載がないため、こちらも事前確認が必要です。

市指定6事業者8会場の葬儀社に市民福祉葬を依頼する

草加市の市民福祉葬指定葬儀社(2026年10月時点)

名称 所在地(会場) 電話番号
株式会社本郷屋 草加市神明1丁目11番4号 048-931-4444
フルールウーノ株式会社(福祉葬祭メモリアルサロン草加) 草加市谷塚町836番地5 0120-4949-29
アルファクラブ武蔵野株式会社(さがみ典礼草加葬斎センター) 草加市旭町3丁目1番1号 0120-33-8411
株式会社親愛(親愛セレモニーホール・ファミリーホール) 草加市氷川町2139番地18・西町1450番地1 0120-66-2186・048-924-0144
サイカンシステム株式会社(東冠メモリアル草加・草加駅前) 草加市氷川町833番地・2124番地5 048-927-0044・048-926-7800
株式会社アートエンディング(家族葬のアート草加氷川) 草加市氷川町840番地3 0120-098-940

葬儀の依頼は、上記の指定葬儀社のどこかに「市民福祉葬でお願いしたい」と伝え、葬儀式の有無や追加費用の見込みを確認します。最新の指定状況は草加市の公式ページでご確認ください。

申請は死亡届と同時に市役所本庁舎で行う

市民福祉葬申請の流れ

  1. 1

    指定葬儀社に連絡

    まず指定葬儀社に「市民福祉葬で」と伝え、日程調整や追加費用を確認します。

  2. 2

    死亡届と申請書の提出

    死亡届を市役所本庁舎に持参し、市民福祉葬実施申請書を同時に提出します。平日・第2日曜は市民課、土日祝・年末年始は警備員室で受け付けています。

  3. 3

    火葬許可申請書の記入

    死亡届提出時に火葬場を決めて火葬許可申請書の指定欄に記入します。

  4. 4

    葬儀の実施

    指定葬儀社が基本仕様で葬儀を行います。参列者への飲食などはしないでください。

  5. 5

    自己負担分の支払い

    葬儀社へ自己負担5万円+追加費用を直接支払います。領収書は保管してください。

葬祭費は草加市では5万円、併用できるかは保険年金課で確認

故人が国民健康保険または後期高齢者医療の加入者であれば、草加市では喪主に葬祭費5万円が支給されます(2026年10月時点の市公式情報、額は申請時に保険年金課で確認してください)。申請期限は葬祭を行った日の翌日から2年以内です。

市民福祉葬との併用について市の公式な記載はなく、申請時に保険年金課へ確認してください。申請には領収書や会葬礼状の原本が必要な場合があります。

故人が会社の健康保険の加入者だった場合は、葬祭費ではなく埋葬料の対象です。草加市の窓口ではなく、勤務先の保険者に申請します。

生活保護利用者は葬祭扶助を優先し生活支援課へ相談

生活保護の葬祭扶助と市民福祉葬の主な違い

項目 生活保護の葬祭扶助 草加市の市民福祉葬
根拠 生活保護法(国の制度) 草加市条例(市独自)
対象 葬祭を行う人が困窮している場合、または受給者が亡くなり葬祭を行う扶養義務者がいない場合など 故人と喪主がともに草加市民で経費負担困難
自己負担 原則なし 5万円+追加費用
申請先・時期 生活支援課(葬儀前に相談) 市民課(死亡届と同時)
葬儀社 葬祭扶助対応葬儀社 市指定葬儀社
葬祭費の適用 生活保護受給世帯は適用除外 加入者なら葬祭費申請可能(要確認)

生活保護を受けている、または受けるほど生活が苦しい場合は、葬儀の前に生活支援課(048-922-1245)へ相談してください。生活保護の葬祭扶助は原則として自己負担がありません。市民福祉葬と重ねて使えるかは市の案内に記載がないため、あわせて確認しましょう。

制度を使わない家族葬は火葬料が市外料金になる場合が多い

草加市民が市民福祉葬を使わず一般の家族葬を行う場合、近隣の公営火葬場は市外料金となります。例えば越谷市斎場の市外料金は大人80,000円、川口市めぐりの森は100,000円です。大人料金の年齢区分は施設ごとに異なり、越谷市斎場・めぐりの森は12歳以上、東京博善・戸田葬祭場・瑞江葬儀所は7歳以上です。

葬儀社からは火葬料を含めた見積もりを複数社から取得し、安置日数・ドライアイス・霊柩車・飲食・返礼品・お布施の有無を確認して比較しましょう。

草加市民が利用可能な近隣の公営・民営火葬場の市外料金例

施設名 大人火葬料 備考
越谷市斎場 80,000円(市外) 式場は市民のみ利用可
川口市めぐりの森 100,000円(市外) 式場なし
町屋斎場(東京博善) 87,000円 住民区分なし、2026年3月31日区民葬終了
四ツ木斎場(東京博善) 87,000円 同上
東京都瑞江葬儀所 71,520円(都民外) 都民料金の1.2倍
戸田葬祭場 80,000円 民営
浦和斎場・大宮聖苑 56,000円(市外) 浦和斎場式場はさいたま市民のみ

市民福祉葬は所得に関係なく使える「市民葬」とは別の制度

草加市の市民福祉葬は、他市にある所得に関係なく使える割引制度の「市民葬」とは異なり、経費負担が困難な人向けの制度です。喪主と故人がともに草加市民であることが必須条件です。所得の基準や証明書類の要否は市の案内に記載がないため、市民課(048-922-1526)で確認してください。

川口市の規格葬儀は施主または故人が市民なら利用でき、所得要件はありません。東京23区の区民葬は2026年3月31日で東京博善での取扱いが終了しています。

草加市の市民福祉葬の利用でよくある疑問

よくある疑問

Q草加市に市民葬はありますか?
A草加市には、所得に関係なく使える「市民葬」はなく、経費負担が困難な市民向けの「市民福祉葬」があります。
Q市民福祉葬の自己負担はいくらですか?
A自己負担は5万円+追加費用です。葬儀式+火葬は合計27万円のうち22万円、火葬のみは16万5千円のうち11万5千円を市が葬儀社に直接払います。追加費用はドライアイスや寝台車の距離で変動します。
Q喪主が東京に住んでいても使えますか?
A使えません。亡くなった人と葬儀を行う人がともに草加市に住民登録している必要があります。
Q収入の証明は必要ですか?
A市の案内には判定基準や必要書類の記載がなく、市民課(048-922-1526)に確認してください。
Q家族だけで食事をしてもいいですか?
A参列者への飲食提供は市の基本仕様外の行為とされ、市民福祉葬の適用外となります。気になることは葬儀社や市民課に事前に確認してください。
Qどこに申し込みますか?
A市が指定した葬儀社に「市民福祉葬で」と伝え、死亡届を出す際に市民福祉葬実施申請書を一緒に提出します。指定葬儀社の最新一覧は市の公式ページをご覧ください。
Q土日に亡くなったらどうすればいいですか?
A土日祝や年末年始は市役所本庁舎の警備員室で死亡届と申請書を受け付けています。
Q葬祭費ももらえますか?
A草加市では、故人が国保か後期高齢者医療の加入者なら喪主に葬祭費5万円が支給されます(額は申請時に保険年金課で確認、葬祭の翌日から2年以内に申請)。市民福祉葬との併用可否は市の案内に記載がないため、保険年金課に確認してください。
Q生活保護を受けている場合は?
A生活保護の葬祭扶助があります。葬儀の前に生活支援課(048-922-1245)に相談してください。
Q火葬場はどこになりますか?
A市民福祉葬の基本仕様には火葬場での火葬が含まれています(施設は指定葬儀社と市の案内で確認してください)。制度を使わない場合、近隣の公営火葬場は草加市民には市外料金が適用されます。

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見積もり前の確認リスト

  • 故人と喪主がともに草加市の住民基本台帳に登録されているか確認する
  • 葬儀で参列者への飲食提供がないか確認する(あると適用外)
  • 指定葬儀社に「市民福祉葬で」と伝え、追加費用の範囲や目安を聞く
  • 死亡届と市民福祉葬実施申請書を同時に市役所本庁舎へ提出する
  • 葬儀社からの領収書を必ず受け取り保管する(葬祭費申請用)
  • 国民健康保険や後期高齢者医療の葬祭費の申請期限(葬祭の翌日から2年)を確認し申請する